報告書の書き方 -最善のアピール方法とは

管理者目線の日誌

現場でよくあるアピールというやつ

頑張ってるのに評価につながらない。

現場をよくするためにこれだけ「仕事量」をこなしているのに、「工夫」と「改善」を続けているのに、今回なんてロスを半減する改善ができたのに、うちの上司は何も見てくれていない!! なんてケースが現場作業者同士の会話の中にありますよね。

そういう会話の主と現場や廊下でお話しすると、自分の仕事が如何に大変か、大変だけど(自分だからこそ)毎日これだけ成果が出せてるんだ。と近況報告してくれます。
上司にとっては日々の何気ないこのコミュニケーションのひとつが、彼らにとっての精一杯の上司への評価アピールの場になっていて、これだけ説明しているのに、わかってくれない、見てくれない、そして結局評価してくれない。と決めつけているのです。

アピールについて考え直そう

彼らが言っているように、これで充分なアピールをしたことになるのでしょうか!?

現場での立ち話です。成果アピールというより頑張ってるアピールとも聞こえます。

アピールというものをもう少し見直さなければ評価される可能性すら上がらない、はずなんです。
現場で起きていることを説明してくれることは大変ありがたいです。

現場で起きているリアルな状態を上司は常に把握したがるものです。そういうコミュニケーションができる人間は大変貴重な人材なのですが、「成果のアピール」として他の人より評価を上げることは難しいでしょう。

評価されるアピールはこれ!!

「仕事量」「工夫」「改善」・・・これらは全て数値化できます。

そして、その出てきた数値が、なでエクセレントなのか?をわからせることが重要で、そのためには何かと対比させなければなりません。

「〇%効率アップ」「〇%削減」という数値の結果に持っていくことが重要なのです。


廊下での立ち話で上司の耳にだけ入れるのではなく、レポートで文書化して、上司がじっくり考えられるタイミングで上司の目から情報を入れさせ思考させるのが最善の策です。

が、それ以外にも、作業場に掲げる目標を標語のような一般的なよくある言葉にしてしまうのはもったいないです。数値をまじえた具体的な目標にしてみるのも手です。
現場の5Sをまじえて、改善のおかげで現場が如何にスマートに整理され、廃棄やロスが減った具合を一目でわかるようにしてみる。また今のようなクラウド化された世の中であれば、整理されたその状態を写真や動画で保存して共有して記録に残すのも手です(これは上司のスマホに直接アピールできます。)。

クラウド情報はタイムリーに、上司の持つ端末に(半強制的に)ポップアップさせる仕組みを作ってしまうのもひとつです。これは成果のアピールだけでなく、トラブル発生時なども使えます。即座に現場で起きていることを報告されることは評価にとても重要なポイントになります。

とにかく上司の目から耳から、そして、わかりやすく数値で。レポートやビフォーアフターがわかる写真や動画として保存して。上司が評価を行うに適切なタイミングで上司の脳裏に残させることが本人評価をあげるとても良い方法になるのです。

※ レポートの書き方については次の記事がヒントになります。

/報告書の書き方 -実験レポート/調査レポート編

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